2008年10月23日

昨日と今日、会社の営業課長のお通夜・告別式に参列した。

享年40歳。まもなく41歳の誕生日を迎えるところだった。


『課長がくも膜下出血で倒れた。』

そう連絡が入ったのは、3連休の初日の夜だった。

最初はとても信じられず、

『何かの間違いだ。電話越しだったし、聞き間違えたんだ。』

そう思った。そう思いたかった。

でも聞き間違いではなく、紛れもない事実だった。

次の日病院へお見舞いに行った社長に、容体を聞いてみた。

『人工呼吸器で延命措置をしている。いわゆる脳死状態だ。』

病院へ搬送された時には、手の施し様がない状態だったそうだ。


ショックだった。

つい2,3日前まで元気な姿を見せていた課長がそんな状態になってしまったなんて、正直現実を受け入れることができなかった。

連休明け、朝礼で社長から『課長が倒れた』という発表があった。

その後の職場の雰囲気が重苦しくなったのは言うまでもない。


そして、倒れてからちょうど10日経った10月20日、社長のケータイに『息を引き取った。』と連絡が入った。

ある程度覚悟はしていたつもりだったけど、そう聞いた時は打ちのめされたような気分になった。

でも、総務という仕事は感傷に浸ってばかりはいられない。

御霊前の準備をしたり、御供花の手配をしたりと、急激に慌しくなった。

仕事がら仕方のないことだけれど、『課長の死』を事務的に処理しなくてはならない現実に、複雑な思いを抱いた。

人の死を割り切って捉えられる程、僕はできた人間ではないってことだ。



続きを書くには頭の中を整理する必要があるから、今日はこの辺で止めて明日にしよう。

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