2010年08月01日

蝉時雨

会社の側には小さい公園のような所があって、この時期にはセミが大量に現れる。

会社に近付くにつれてセミの鳴き声が大きくなってくる。

さながらセミに出迎えられているかのようだ。


この時期の主役と言えばアブラゼミなんだけど、最近はクマゼミがその座を奪ってしまっている。





西日本ではメジャーなクマゼミ、この東海地区ではなかなかお目にかかれなかったけど、だんだん生息エリアが広がってきているようだ。

これも日本列島が亜熱帯化している証拠の1つなのかも知れない。





昼休み中の15分ぐらいでみつけたアブラゼミはこの1匹だけ




鳴き出したら人の話し声が聞こえないぐらいの騒音になるだけあって、木の根元には大量の抜け殻をみつけることができる。






そして更にその下の地面には、地中から出てきた時にできた穴があちこちにできていた。




こんなにたくさんいても、成虫として活動できるのは7~10日。

与えられた短い時間で、子孫を残す為に精一杯生きているんだと思えば、鳴き声の大きさも多少は薄らいでいくだろうか。






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儚い命、完全燃焼


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この記事へのコメント
我が家の庭は、相変わらずアブラが多いですね。
泣き声が一辺倒なんで、たまには他のが鳴いてくれるといいですけどね。
Posted by 生田 at 2010年08月04日 20:49
お盆を過ぎればミンミンゼミやらヒグラシが鳴き始めますよね。

そういえば、我が家の近くではもうコオロギが鳴き始めましたよ。
Posted by Ack1Ack1 at 2010年08月04日 21:28
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