Ack1 in the house!

テニスの後は昼から家でF1日本GPを観た。

富士スピードウェイでの開催は実に30年振りだ。
昨日の予選で、ドライバーズチャンピオン争いをしているマクラーレンの2台がフロントローを独占したのを見て、今日の決勝は1コーナーの飛び込みで2台が絡んでリタイアするんじゃないか(80年代後半のセナとプロストみたいに)と思ったりもしていたが、スタートはセーフティカー先導でローリングスタートになった。

そりゃそうだわ。
今日の富士は雨がひど過ぎだ。前の車のウォータースクリーンで視界が最悪だった。
こんな状況でレースをさせるのは酷な話だ。

でも今日は雨のおかげでレースが面白くなった。
フェラーリの2台はいきなり作戦ミスしちゃったし、アロンソは100Rで滑ってクラッシュしてリタイアしちゃったし、トップを走っていたハミルトンさえもスピンするし、片時も目が離せなかった。

何だかんだで結局ハミルトンが今季4勝目でドライバーズチャンピオンに大手をかけた。
もしチャンピオンになったら、ルーキーで、しかも最年少チャンピオンが誕生する訳だ。
確かにルーキーらしからぬ堂々とした走りをしている。
これは、セナ，シューマッハーに次ぐ、素晴らしいドライバーになるかもしれない。

序盤で出遅れたフェラーリのライコネンの猛烈な追い上げも素晴らしかった。

そしてファイナルラップの最終コーナーからメインストレートでクビサとマッサが魅せた1ポイントを巡る争いも見応えがあった。

母国GPのジャパンパワー勢が振るわなかったのが残念だった。

次の中国GPでチャンピオンが決まるのか、最終戦まで持ち越しになるのか、非常に楽しみになってきた。